職はないのに、生活費がどんどん上がり続ける ―― そんな環境で生活するのは大変だ。
この考えのもと、経済学者のアーサー・オークン(Arthur Okun)氏が考案したのが「悲惨指数」だ。
失業率とCPI上昇率を加算して算出されるこの指数は、高ければ高いほどその国は「悲惨」であることを示す。
この指数に対して、批判がないわけではない。
失業率が幸福度(もしくは不幸度)に与える影響は、CPI上昇率よりもかなり大きいとする研究も存在する。
それでも、失業率とCPI上昇率が非常に高い状況を良しとする人はまずいないだろう。
この観点から、Business Insiderはアメリカ中央情報局(CIA)のザ・ワールド・ファクトブックに掲載されている2017年のデータに基づき、最も「悲惨な」国ワースト27のランキングを作成した。
失業率とCPI上昇率がどちらも高い国もあれば、どちらか一方だけが高い国もある。
また、いくつかの国は、データが存在しないか、古いという理由でランクインしていない。
例えば、ベネズエラと南スーダンでは現在、急激なインフレが発生しているが、CIAのザ・ワールド・ファクトブックにこれらの国のCPI上昇率は記されていない。
生きていくのが大変そうな「悲惨な」27カ国を見ていこう。
●27位 ジャマイカ
悲惨指数:15.6
CPI上昇率:3.4%
失業率:12.2%
●26位 チュニジア
悲惨指数:17.5
CPI上昇率:4.5%
失業率:13.0%
●25位 エリトリア
悲惨指数:17.6
CPI上昇率:9.0%
失業率:8.6%
●24位 ウズベキスタン
悲惨指数:17.9
CPI上昇率:13.0%
失業率:4.9%
●23位 アゼルバイジャン
悲惨指数:18.0
CPI上昇率:12.0%
失業率:6.0%
●22位 セルビア
悲惨指数:19.4
CPI上昇率:3.4%
失業率:16.0%
●21位 ヨルダン
悲惨指数:19.8
CPI上昇率:3.3%
失業率:16.5%
●20位 アルメニア
悲惨指数:20.8
CPI上昇率:1.9%
失業率:18.9%
●19位 トルコ
悲惨指数:22.1
CPI上昇率:10.9%
失業率:11.2%
●18位 ボスニア・ヘルツェゴビナ
悲惨指数:22.3
CPI上昇率:1.8%
失業率:20.5%
●17位 ウクライナ
悲惨指数:22.6
CPI上昇率:12.8%
失業率:9.5%
●16位 イラン
悲惨指数:22.9
CPI上昇率:10.5%
失業率:12.4%
●15位 ギリシャ
悲惨指数:23.5
CPI上昇率:1.2%
失業率:22.3%
●14位 ガーナ
悲惨指数:23.7
CPI上昇率:11.8%
失業率:11.9%
●13位 マケドニア
悲惨指数:23.7
CPI上昇率:0.3%
失業率:23.4%
●12位 スペイン
悲惨指数:29.1
CPI上昇率:2.0%
失業率:27.1%
●11位 ナイジェリア
悲惨指数:29.7
CPI上昇率:16.3%
失業率:13.4%
●10位 スリナム
悲惨指数:31.4
CPI上昇率:22.3%
失業率:9.1%
●9位 レソト
悲惨指数:32.0
CPI上昇率:3.9%
失業率:28.1%
●8位 南アフリカ
悲惨指数:33.0
CPI上昇率:5.4%
失業率:27.6%
●7位 アルゼンチン
悲惨指数:35.0
CPI上昇率:26.9%
失業率:8.1%
●6位 エジプト
悲惨指数:35.7
CPI上昇率:23.5%
失業率:12.2%
●5位 モザンビーク
悲惨指数:39.9
CPI上昇率:17.5%
失業率:22.4%
●4位 スーダン
悲惨指数:46.5
CPI上昇率:26.9%
失業率:19.6%
●3位 イエメン
悲惨指数:47.0
CPI上昇率:20.0%
失業率:27%
●2位 ジブチ
悲惨指数:63.0
CPI上昇率:3.0%
失業率:60%
●1位 シリア
悲惨指数:75.5
CPI上昇率:25.5%
失業率:50.0%
参照元:ヤフーニュース
URL: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00010004-binsider-int
悲惨な国だと自覚はないだろう。
一生懸命働いて日給9千円、月収手取りが15万円。
年末年始、GW、お盆は1週間休みで手取り11万円。
これが40代50代の男なんだから。
派遣は職業や技術によって額が全然違う
時給3000円だったり、残業無しで月の手取り25万ぐらいの場合もある
いったいどの派遣の話をしてるんだ?
北朝鮮なら3位あたりでおかしくない
年末年始、GW、お盆は1週間休みで手取り11万円。これが40代50代の男なんだから。
それなのに転職しないなら本人が悪い。
経済制裁が全く効いていないじゃないか
BRICsの一角だが、やはり安定してないのだろうか?
R・・・ロシア
I・・・インド
C・・・中国
s・・・その他、で南アフリカも含まれる?
ランクインしていないところがあるんだけど??
殿堂入りしました。
頭がイカれ過ぎてて、悲惨な事に気付かないのか?
よかったよかった。
カタルーニャが独立したいのもわかる
7位アルゼンチン
どちらも失業率よりは、消費者物価指数の上昇が原因みたいだけれど、その上昇の原因は何なんだろう?
27もいらなくね?。
28~30にあそこが入ってるのかな?
北朝鮮、エジプト、アフガニスタン、パキスタンなどはどうなの?
笑わせるよ。
だって、失業率に主眼おいたランキングですもの。
とりあえず失職のない社会主義ならこのランキング的には良い国になる。
もっとも職があってもそれで十分な食糧貰える訳ではなく、実態は別問題なのは言うまでもありませんが。
贅沢は出来ないが・・・
まあ、それでも安定と言われれば、安定。
スーパーのレジもホテルの部屋清掃もレストランで働いているのも外ほっつき歩いているのもほとんど男だよな。
ただ割と良いレストランにたまにいる女性客がすごい美人だったりする。
危険な都市には変わりなさそうだが・・・
アフリカにはもっと悲惨な国あるでしょ。
そもそも悲惨の基準があっているのか不明。
対照的に、欧州と関わりの深い東欧、中東、アフリカ、南米に悲惨な国が多い。
内戦のコンゴも怪しい。
南スーダンはデータが取れなかったって白状しているけど、本当に悲惨な国は統計すら存在しないから、この順位は「真打ち」不在の順位で、実態を表現しているかは実に疑わしい。
宝くじ当選どころの確率じゃないよ。
あそこが入ってない時点でどうなの?
かつては覇権国家の勢いだったのになぁ
そのうち日本もランクイン?
そんなイメージはなかった。